3日目の流れ |
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昨晩の霧から、今朝も弱い雨。散歩へ出かけたり、本堂で体操したりと朝活も活発になってきました。今日のテーマは「自分の声といる」。参加者一人ひとりが個人の学びを超えて集団としての前日の学びを共有し、今日これからの学びを呼びかけるため、昨日の私たちの「イキモノ度」について、ハーベスティングチームから投げかけがありました。例えば、「最適解を求めず、けっこういいよねで進む力がある」などは、日常を「イキモノ」として過ごすためのヒントになりそうに思えました。
今日はどんな時に対話が必要か、どんな時に対話は要らないかを考えながら、対話によって何が生まれ、何に気づき、何が学べるかをプラクティスしました。また、対話を進める上で必要な発散、創発、収束を一つの呼吸とみなしたブレスパターンを意識しながら、より自由な対話を体験しました。
オープン・スペース・テクノロジー (OST)では大事な話をしようと手を挙げる人のところに、自分の意思でテーマを選んで人が集まり、あちこちの輪で話が花開いていました。あちこちの話の花を飛び移る、蜂になることを選んだ人達は、自分の興味のあるところで学び、貢献しながら他の花をより咲かせたり、時には他の花で起きていることを伝えることで、新たな蜂を生み出したりしていました。花開いた話から距離を置いて自由にする、蝶々になることを選んだ人達が集まった場所では、新たに別の話の花が咲いていました。朝の「私たちのイキモノ度」についての投げかけの印象が強かったのか、あちこちの対話の中に「イキモノ」という言葉が飛び出してきていました。イキモノとして自由に行動し易い場で対話することが、活気のある対話を生み出すということを、皆で体験して、沢山のアイデアが生まれました。
昼ごはん後のゆったりした時間の後、カニ⇒カモメ⇒タヌキ⇒人間と進化するゲームをしました。皆が必死に身体を動かしている様子は、OSTの時の活気が蘇ったように感じました。そして、OSTで発散されたブレスを収束させるために、OSTでどんなことを話したかを話し合い、そのあと種火となった人の報告を踏まえてさらに「貢献できること」「学んだこと」を返すことで、次への一歩まで踏みこむことが出来ました。ここまでひたすら、人の話を聴き、対話を続けてきましたが、ここで、自分一人になって、ここまでの気づきや学びを振り返り、整理する「自分の声といる」時間、ソロ・ウォークになりました。それぞれが、一人に帰り、座ったまま、または外をのんびり歩きながら、これまでの学び、気づきを振り返ります。初日はとても堅い表情の人もいたことを覚えていますが、それぞれの抱える課題、問題に対して何らかの学び、気づきがあったのか、みんなの顔つきがとても優しく、ゆとりある表情になってきたように感じられました。
それぞれの本音「自分の声といる」時間を過ごした後、一人ひとりの気づきを2人で共有し、更に小さなグループで輪になって「私たちがこれまで発見しあったもの、創ってきたもの」について目を向け、「私たちが創っちゃいたいことのために役立ちそうな学びは何か」考え話しました。全く違う人たちが大事な話を、イキモノとして気持ちよく話し、聴きあうことの大切さが更に再確認されたように感じました。自分が「自分の声といる」ままで、皆と「一緒に創っちゃう」ことへの可能性を感じさせる一日でした。
(ジャーナル筆者 大力浩二)
今日はどんな時に対話が必要か、どんな時に対話は要らないかを考えながら、対話によって何が生まれ、何に気づき、何が学べるかをプラクティスしました。また、対話を進める上で必要な発散、創発、収束を一つの呼吸とみなしたブレスパターンを意識しながら、より自由な対話を体験しました。
オープン・スペース・テクノロジー (OST)では大事な話をしようと手を挙げる人のところに、自分の意思でテーマを選んで人が集まり、あちこちの輪で話が花開いていました。あちこちの話の花を飛び移る、蜂になることを選んだ人達は、自分の興味のあるところで学び、貢献しながら他の花をより咲かせたり、時には他の花で起きていることを伝えることで、新たな蜂を生み出したりしていました。花開いた話から距離を置いて自由にする、蝶々になることを選んだ人達が集まった場所では、新たに別の話の花が咲いていました。朝の「私たちのイキモノ度」についての投げかけの印象が強かったのか、あちこちの対話の中に「イキモノ」という言葉が飛び出してきていました。イキモノとして自由に行動し易い場で対話することが、活気のある対話を生み出すということを、皆で体験して、沢山のアイデアが生まれました。
昼ごはん後のゆったりした時間の後、カニ⇒カモメ⇒タヌキ⇒人間と進化するゲームをしました。皆が必死に身体を動かしている様子は、OSTの時の活気が蘇ったように感じました。そして、OSTで発散されたブレスを収束させるために、OSTでどんなことを話したかを話し合い、そのあと種火となった人の報告を踏まえてさらに「貢献できること」「学んだこと」を返すことで、次への一歩まで踏みこむことが出来ました。ここまでひたすら、人の話を聴き、対話を続けてきましたが、ここで、自分一人になって、ここまでの気づきや学びを振り返り、整理する「自分の声といる」時間、ソロ・ウォークになりました。それぞれが、一人に帰り、座ったまま、または外をのんびり歩きながら、これまでの学び、気づきを振り返ります。初日はとても堅い表情の人もいたことを覚えていますが、それぞれの抱える課題、問題に対して何らかの学び、気づきがあったのか、みんなの顔つきがとても優しく、ゆとりある表情になってきたように感じられました。
それぞれの本音「自分の声といる」時間を過ごした後、一人ひとりの気づきを2人で共有し、更に小さなグループで輪になって「私たちがこれまで発見しあったもの、創ってきたもの」について目を向け、「私たちが創っちゃいたいことのために役立ちそうな学びは何か」考え話しました。全く違う人たちが大事な話を、イキモノとして気持ちよく話し、聴きあうことの大切さが更に再確認されたように感じました。自分が「自分の声といる」ままで、皆と「一緒に創っちゃう」ことへの可能性を感じさせる一日でした。
(ジャーナル筆者 大力浩二)
私たちはどうして対話するの? Teach: Why & when do we need dialogue?
呼吸のパターン Teach: Breath Pattern
オープン・スペース・テクノロジー Open Space Technology
私たちには「時間がない」から、つい後回しにしてしまっていることがたくさんあります。今回OSTの活気が自分にとってどんなものだったのかを話して、落ち着いて種火の人の話に耳を傾けるスペースを自分に作り、種火となった人の投げかけをきくこと。種火となった人は、短い時間を「学んだこと、こんなことをやっていきたいという思い、必要なサポートに絞ってシェア」というインストラクションに意識を払って話をしたこと。「貢献できること」「学びたいこと」を考えて、返す時間を意識的に過ごしたこと。このスペースが開かれたことで、次への一歩まで踏みこむことが出来た感じがします。(OST収束ホスト:牧原)