1日目の流れ |
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しとしと雨が降る午後、山門の前に広がる森の緑がとても美しい、室町時代からの伝統ある石雲院でArt of Hosting 牧之原 2018のDay1は始まりました。今日のテーマは「門をくぐる」。なぜこのArt of Hosting 牧之原 2018が始まったのか?呼びかけ人が立って、チームができ、呼びかけの問いが届けられる様子が表される寸劇から幕が開き、最後には全員を巻き込んで「ようこそ牧之原へ!」と大きな輪が立ち上がりました。石雲院世話人の方の厳粛なお話の後、チェックインの時間では「お名前とどこから来たか」に加えて「今の気持ちをオノマトペまたはジェスチャーで表して」という問いと一緒に、輪の中に知恵を集めるプラクティスを早速はじめました。お互いの話をする前に、自分たちのことを少し時間をかけてわかり合うスペースが開き、人々の顔が少し笑顔になっていくのが感じられました。
その後のワールドカフェでは、少人数に分かれて「私たちは今人生のどこにいるのか」、「どんな社会に生きていると感じているのか」を聴き合い、一人ひとりが「なぜ、わたしたちはここにいるの?」について考え始めました。ここでは、じわじわと開き始めたスペースに自然と身を委ね、”一人ひとり違うよね”ということを感じながら共にいる。そんな静かな暖かさのある雰囲気が感じられました。
それから、FIKAの(おやつやお茶を楽しむ)時間では、つきたてのお餅や、全国から集まったお菓子があまりに美味しさに、なかなかその場を動くことができない方も多く見られ、急遽、次の予定を本堂から食堂に移して開催することになりました。これから過ごす4日間、私たちにとって大事な話をするために、①まずは自分を整えること、②そして誰かの話に参加して聞くこと、③話そうと呼びかけたり、みんなで話すために働くこと、そして学ぶコミュニティとなり④引き続きやっていくことというサイクルのどこかでプラクティスしようという呼びかけがありました。プラクティスとは、何度もやっていい「練習」と、いつも本気でやる「実践」の両方のいいとこ取りの言葉としてはじめに紹介されましたが、これから実際にみんな何かの「プラクティス」をするんだという始まりが感じられました。
ホスティングチャンスのサインアップでは、大きな表を前に「数人が何を取ろうか悩んで記入すると、また違う数人が集う」が繰り返され、我先にというのとも違い、ひとつまたひとつとだんだん名前が埋まっていきました。早速、翌日のストーリーテリングの準備の輪で真剣に話を聞いている人や銭湯に向かう人、本堂で穏やかな宴に集まる人など、様々な交流も楽しそうでした。
(ジャーナル筆者 大力浩二・清山美咲)
その後のワールドカフェでは、少人数に分かれて「私たちは今人生のどこにいるのか」、「どんな社会に生きていると感じているのか」を聴き合い、一人ひとりが「なぜ、わたしたちはここにいるの?」について考え始めました。ここでは、じわじわと開き始めたスペースに自然と身を委ね、”一人ひとり違うよね”ということを感じながら共にいる。そんな静かな暖かさのある雰囲気が感じられました。
それから、FIKAの(おやつやお茶を楽しむ)時間では、つきたてのお餅や、全国から集まったお菓子があまりに美味しさに、なかなかその場を動くことができない方も多く見られ、急遽、次の予定を本堂から食堂に移して開催することになりました。これから過ごす4日間、私たちにとって大事な話をするために、①まずは自分を整えること、②そして誰かの話に参加して聞くこと、③話そうと呼びかけたり、みんなで話すために働くこと、そして学ぶコミュニティとなり④引き続きやっていくことというサイクルのどこかでプラクティスしようという呼びかけがありました。プラクティスとは、何度もやっていい「練習」と、いつも本気でやる「実践」の両方のいいとこ取りの言葉としてはじめに紹介されましたが、これから実際にみんな何かの「プラクティス」をするんだという始まりが感じられました。
ホスティングチャンスのサインアップでは、大きな表を前に「数人が何を取ろうか悩んで記入すると、また違う数人が集う」が繰り返され、我先にというのとも違い、ひとつまたひとつとだんだん名前が埋まっていきました。早速、翌日のストーリーテリングの準備の輪で真剣に話を聞いている人や銭湯に向かう人、本堂で穏やかな宴に集まる人など、様々な交流も楽しそうでした。
(ジャーナル筆者 大力浩二・清山美咲)